古酒って何?
琉球泡盛は製造日3年以上経過したものを古酒「クース」と呼びます。
お酒にはビール・日本酒・焼酎・ワイン・ウイスキー・ブランディーなど数多くの種類がありそれぞれ製造方法がちがいますね。
この製造方法により、古酒に出来るお酒と出来ないお酒があります。
代表的なワインもそうですが、泡盛も古酒にして飲むほうが味が熟成され美味しくいただけるお酒です。
瓶詰め・甕詰めされたものそれぞれで熟成は進みますが、古酒に適したものがあります。
1.アルコール度数が35度以上→アルコール度数が高いと雑菌などが繁殖しません。
2.南蛮甕→鉄分・ミネラルがバランス良く含まれた土を1000℃以上の高熱で上薬を使わず「荒焼」でしっかり焼き締めたもの。
保管方法はどうしたらいいの?
保管場所は、一般的には涼しく、日があたらず、気温の上下が少ない場所が適しています。(沖縄では床の間など人の眼で見れるところに置きます)
泡盛は生きていますので、長期時間をかけることでアルコールと水分が組み合わさって味が丸くなります。
また、甕に貯蔵することで泡盛が空気を吸いながら香味成分を変化させ、刺激的な香味がなくなり芳香を増します。
古酒の歴史
沖縄では各家庭で古酒を作ります。南蛮甕(なんばんがめ)で貯蔵した古酒は飲みきったら終わりというわけではなく、「二番甕」「三番甕」と甕を徐々に増やしていき、仕次ぎという技法(古い古酒を若い方へつぎ足す)で大事に育てていきます。戦前には100年以上の古酒もありましたが、戦争で全て無くなってしまいました。
誕生記念・結婚記念・新築お祝い・会社設立・新社屋落成などの記念には、新酒または熟成年数の古酒を貯蔵保管します。
貯蔵した古酒は10年、20年または、子や孫の代まで残せる家宝となり、祝事の席や節目の時期、大切なお客様を接待する席で振る舞われます。
酒造メーカーでも10年20年古酒の販売や何かの記念にそれ以上の古酒の販売があります。
●沖縄からのおくりもの
「泡盛Q&Aページ」もぜひご覧ください。