自慢のビタミン
注目すべきはビタミン。特にビタミンCです。
100g中76mgのビタミンCは他の夏野菜ではなかなか及ばない数値。
成人男女の1日のビタミン所要量は100mgですから、ゴーヤー100g食べることでその約80%を取ることができるんです。
食物繊維も多いです。
特に、不溶性繊維。不溶性の食物繊維は腸内細菌の分解を受けにくく、
水分を吸収して数倍から十数倍にもふくれるため、腸の蠕動[ぜんどう]活動(便を押し出そうとする働き)を活発にします。
つまりは、便秘の予防効果が期待できるというわけです。
糖尿病に効くってホント?
かなりホント。
ゴーヤーに含まれるチャランチン、そして植物インスリンという物質が、その鍵を握っています。チャランチンは血糖を下げる働きのあるホルモン、インスリンの分泌を促すといわれ、また、食物インスリンはその名の通り、体内でインスリンと似た働きをすることで血糖の上昇を防ぐと考えられています。
これらの作用については海外でも多くの臨床試験が行われ、その結果いずれもゴーヤーが糖尿病に有効であることが報告されています。
高血圧にいいってホント?
およそホント。
血圧が上がるメカニズムは複雑で、かつ人によっても違いがあります。
その中で食習慣が原因でおこる高血圧の理由に、ナトリウムの過剰摂取、つまり塩分の取りすぎがあげられます。
注目したいのが、ゴーヤーに含まれるカリウムというミネラル。
カリウムを摂取することで、体細胞内に過剰な水分が取り込まれ、またナトリウムの排出も促されます。つまり、カリウムはナトリウムと相反して、血圧を下げる働きを持つのです。
ガン細胞を抑え込むってホント?
かなりホント。
ゴーヤーの果実や種子から単離された蛋白MAP30は、ガン細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞を活性化させ、ガン細胞の増殖を抑えるといわれています。
一番にオススメしたように、ゴーヤーには多くのビタミンCはビタミンEなどと並び、ガンの原因である酸化物質の生成を抑制する、抗酸化ビタミンを含みます。特にゴーヤーのビタミンCは熱に強く、炒める、焼くといった料理法でもさほど損失することなく、たっぷりと体に取り入れることができます。
その為、ガンの予防、そして進行の防止の両面から、ゴーヤーの成分が期待されています。